ピンポンパールのひだまり卓球室-其の十

 皆さん、こんにちは! ピンポンパールです。

今回は礼儀についてのお話をしようと思います。

つい先日ですが、2月23日の神岡町民卓球大会に参加していた知り合いから、

こんなことを言われました。

「中学生の礼儀をもっと指導した方が良いよ。プライベートではともかく、部活としてやっているなら挨拶・言葉遣い・態度を身につけさせないと駄目。一貴がコーチとして行っている意味が無い! 部活は遊びじゃないんだから」と。

確かに、その通りです。人のことを気安くあだ名で呼んでみたり、目上の人に対して敬語を使わなかったりするというのは、社会に出てから通用しません。

自分の信用を地に落とすだけです。

 

そういえば、中1の頃、私も1個上の先輩から「礼儀がなっとらん!」と注意されたことがありました。あのとき叱られてよかった。

そして、私が中3の頃の美術の先生は授業の中でクラス全員にこう言いました。

「学校は社会に出て生きる為の訓練の場だから、間違えても良い」と。

 

部活は課外活動であり、授業の延長線上にあります。そして、人との接し方を学び、社会性を身につける場所でもあるのです。勉強ばかり出来ても、人間性が出来ていなければ、学んできたことは活かしきれません。

このように、身近な人達がしっかり教えてくれるから、人は過ちに気付き、自分の心を成長させられるのではないでしょうか。

 

それなのに私は見て見ぬ振りをして指導者としての責任を放棄し、彼等の成長の機会を奪っていました。大変申し訳ないです。

 

私もコーチである前に一人の人間として初心に返ってやり直してみます。

夏の大会まで時間は僅かだけど、この限られた時間をフル活用して、生徒達と共に

一所懸命を楽しもうと思います。

今まで気付かせてくれた全ての方、本当にありがとうございました。